小町の木こり DIY

DIYブームに便乗しちゃうっ!

鎌倉の遺跡とちょっとした思い出話

GWの鎌倉は人が多いですね。

連休中は渋滞なので車で出掛ける気になれません。

 

ですから若宮王子(鎌倉八幡様の前の道路)に散歩してきました。

 

いつの間にか有料トイレが出来てました。
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壁の仕上がりは土壁で色分けごとに凹凸を設け素晴らしい出来ですね。

 

その有料トイレは建設中に遺跡が出てきたみたいです。その遺跡を床の強化ガラスから見下ろせます。私の靴が見えますか?
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ここに限らず鎌倉は侵略された歴史がありますので工事で土を掘ると遺跡が出てくる可能性が多いようです。もし遺跡が出てきちゃうと調査が義務付けられられてしまうので必然的に工事が中断されてしまいます。

 

もし新築を建てている最中に遺跡が出てきたらどうするのでしょう?

 

新築物件を一括払いする方は別枠としまして通常の方々は住宅ローンを組まれると思われます。

 

住宅ローンは新築引渡し後に支払いが発生しますが、工事期間中はつなぎ融資と言う高金利の融資を工務店さんに支払う着手金の為に借りるので、遺跡等が出てきちゃった場合は大変だと思われます。

 

遺跡調査期間はつなぎ融資を支払い続けなければなりませんから。(月10万クラスのつなぎ融資+お住まいの家賃で生活は結構厳しいです。)

 

そんな理由で私は宅地造成済みの遺跡が出ないと思われる土地を購入したのです。
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なんてお金の事ばかり考えてました。

 

ここは移籍を見下ろしながら図で説明もされてますので昔の生活っっぷりを肌で感じられます。

 

話は変わりまして昔携わった建物の写真が少しだけ出てきました。 昔は今と違って写真をデータ管理してた訳では無いので殆ど無くしてしまってます。

 

そもそもこの間、仕事で南品川を車で走ってましたら京浜急行 青物横丁駅前にある派出所が見事に解体されているのを知りました。

 

青物横丁の派出所は私の建築デビュー作なので軽くショックでした。

 

まだ未成年の頃の話です。

永田町の警視庁に警察専門の設計課があります。警視庁まで打ち合わせに伺ったところ、設計の担当者様から「ど素人をよこすな」と勤め先に連絡された覚えがあります。

 

まぁ致命的な間違いをしてしまい一時的に工事ストップとなりましたのでその厳しいお言葉に至った訳ですが、あの頃は若かったし結構凹みましたね。でもその後は必死に完成させました。

 

まだバブル全盛期でしたから誰もが忙しく私みたいな素人にすら上司がつかないそんな時代。だって当時の私は未成年でしたが数千万円単位の決済権(現場経費)を持ってるくらいでしたからね。

今では考えられないバブリーさとこの決済権のスタイル。

当時のお客さんには申し訳ないと思いますが、私はその予算で仕上げ材から水回りまで私の好みにスペックアップさせてました。

時代の風潮もあり予算もあるので今みたいに1つ1つを工務店と施主が協議する事がそんなになかったんです。他所様のお金で良い経験を させていただきました。悪いことはしてませんのであしらかず。

 

そんな私にも2人だけ現場を教えて下さった恩師がいます。

1人目は今騒がれている築地市場内の駐輪場建設時に教えて下さった建築士です。厚生会館の裏にあるだだっ広い駐輪場は私が現場管理させていただきました。

 

ちょうど時代の変わり目で書類が手書きから東芝ルポ(ワープロ)の書面化にスイッチした頃です。

建築には詳しかったその方はワープロと言う時代の壁につまづいてしまい行方不明となってしまいました。

でも私を本気で叱ってくれたのはその方だけだったかも知れません。

 

2人目は他社の方です。

仕事を知らない私は入社早々JV(ジョイントベンチャー)に送り出されました。

ここはある企業の独身寮です。
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その方は不思議な方でした。

毎日11時頃に鼻くそほじりながら出勤してきて現場をひと回りして昼を食べます。

午後から図面を3枚程作成して夕方飲みに行ってしまいます。

それで現場が収まるのですから当時の私は??でした。でも私の武器でもある施工図(納まり図)はこの方から学びました。

 

それ以降、今に至るまで 1人です。

最近では建築界のピン芸人とまで言われる様になりました。

 

↓の建物はちょうど20年前に建てました。

オーナー・店舗兼三階建て賃貸マンションです。
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この頃は20代前半で建築の仕組みを理解し始めたのかも知れません。

 

それから六本木で店舗建設したり外資系企業のレイアウト工事、上野動物園内で建設をしたり東山魁夷さんの美術館に携わったりで色々思い出があります。

 

でもどれも最初の交番(派出所) となんら変わりはありません。どんなに大規模な建設でも小規模な建物でも建築の仕組みはおんなじですから。

 

おっさんの思い出話となってしまいました。

これが走馬灯でなければ良いのですが、、、